1月22日 <国産初の飛行船の長距離飛行実験成功(1916年=大正5)>

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今日という日はどんな日でしょうか?

日本史の中の出来事を覗いてみましょう。

 

1916年(大正5)の今日、大日本帝国陸軍の軍用機の飛行船「雄飛号」が所沢~大阪間の試験飛行を行いました。

 

この雄飛号は、所沢から大阪までの試験飛行を行ない、所要時間は11時間34分だったそうです。この試験飛行は、長距離飛行での耐久性や、気象変化への対応確認の目的で行われました。全長85m、全幅15.5mの巨躯がゆったりと飛行する様は、人々の関心を呼び、大層歓迎されたようです。この日のフライトでは、中間点の豊橋に着陸しましたが、航続時間は20時間なので、その実力は所沢〜大坂よりもっと先、福岡辺りまで無着陸で行ける実力があったに違いありません。

 

1915年(大正4)に製造されたこの船体は、その風船の様な気体を充填する部分は、羽二重三重、綿布一重で出来ており、大きな船体の中には2個の空気房があったそうです。この飛行船のエンジンは、何とドイツ製です。マイバッハが製造したもので、150馬力で、2基装着され、最高速度は70km/h弱でした。

 

この飛行を記念して、1月22日は「飛行船の日」と決められています。

 

ところでマイバッハといえば、2002年、メルセデス・ベンツ傘下でこの超高級車が復活しましたが、営業は低調で、2012年には、このマイバッハブランドは廃止されました。しかし、その後、2014年にはメルセデスのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として復活して現在に至っています。

 

ちなみに日本でのその販売価格は、最も安い「メルセデス・マイバッハ S550」が2,200万円、最も高い「メルセデス・マイバッハ S 600 プルマン」が8,800万円です。このプルマンの仕様は、通常のメルセデス・ベンツのSクラスびの車体に対してホイールベースを約1,250mm伸ばし、全高も約100mm高くし、対面式4座の後席を持つというものです。かなり高額な車であります。

 

 

今日はここまでです。

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