87年前のこの日、日本の植民地であった台湾の台中州霧社(むしゃ)で高山族約300人が蜂起し、警察を襲って銃・弾薬を奪ったうえ、日本人を襲撃しました。
これは昭和時代の出来事です。少し詳しく覗いてみましょう。
これは2分程度で読める記事です。
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1.解説
この霧社事件、一言で言ってしまえば、日本の支配に対する台湾先住民族の武装蜂起事件です。
1930年(昭和5)の今日、10月27日の未明、台湾台中州霧社の先住民(高山族)部落11社のうち、6社がモーナ・ルダオを指導者にして警察から銃・弾薬を奪い、警察駐在所や霧社公学校を襲って日本人134人(ほかに日本人と誤認されてた漢族2人)を殺害し、蜂起しました。
石塚英蔵総督は、警官隊を動員する一方、台湾軍出動を要請。軍隊2,000人を動員し、近代兵器を用いてこれを鎮圧しました。
当時、高山族は土木工事などでこき使われており、しかも賃金不払いにあったり、さらに日本人警察による差別や婦女暴行が相次いでおり、こうした事に対する怒りが爆発した末の武力蜂起事件でした。
また、この翌年の1931年(昭和6)4月25日にも第二霧社事件という出来事があり、これはまた別の機会にご紹介することにしましょう。
2.過去年の記事
過去には、こんな記事を書いていました。こちらも併せて御覧下さい。
今日はここまでです。
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