11月21日 <日本労働組合総連合会(連合)が発足(1989年=平成元)>

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1989年(平成元)のこの日、日本の労働組合におけるナショナルセンター(全国中央組織)である日本労働組合総連合会が発足しました。

これは平成時代の出来事です。少し詳しく覗いてみましょう。

これは2分程度で読める記事です。
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1.解説

 

日本労働組合総連合会は通称「連合」と呼ばれる団体です。1987年(昭和62)設立の全日本民間労働組合連合会、およびこれが官公部門を含めて1989年(平成元)に発足させた労働組合のナショナルセンターです。

 

1987年(昭和62)に同盟・中立労連が解散し、翌日11月20日に55産別、組合員539万人を集めた全日本民間労働組合連合会(全民労連、「連合」。 初代会長・竪山利文)が発足したのが始まりです。翌1988年(昭和63)10月に新産別、1989年(平成元)11月には総評がそれぞれ解散して連合に合流しています。

 

1989年のこの日、東京厚生年金会館で日本労働組合総連合会の結成大会が開かれ、労働4団体等が統一され78産別、組合員約800万人が結集する超巨大な労組が生まれました。

 

一方、この連合を「労働戦線の右翼的大再編」とみなし「反共・労使協調路線」と攻撃する勢力は、やはり同年のこの日、140万人の労働者を組織する全国労働組合総連合(全労連。日本共産党系)を、さらに同年12月には全国労働組合連絡協議会(全労協。総評左派系=社会党左派系)を結成しました。

 

現在では雇用形態が多様化し、労組の組織大正とはならない正社員ではない働き方が増えた結果、連合の組合員数は689万人(2015年データ)とピーク時に対して100万人ほど減少しています。

 

2.他の年、この日の記事

他の年には、こんな記事を書いています。こちらも併せて御覧下さい。(記事が先の日付の場合は表示されません。当日にならないと公開しないように予約投稿しているためです)。

今日はここまでです。

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