ブログを書いていてふと思い出した話

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Facebookにアップした記事です。

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今からウン十年前の話です。

実を申せば、小生は余り優秀な生徒ではありませんでした。
学校の先生達は、いつも
「兄貴に比べてお前は…」
という言い方を、よく小生にしていたのです。

そう、兄貴は格別にデキた生徒だったんですね。

高校3年のある日、大学への進学について、当時の教頭であったM先生と話をした時の事です。

小生は、その当時から日本史に結構入れ込んでおりまして、進学の希望校も第一志望が慶應大学文学部史学科(今は違いますが、その当時は、確かそんな感じの学科でした)。古代史に非常に強く惹かれていたので、その方面に進みたかったんですよ。

ところが、話相手のM教頭が第一声で曰く
「お前なぁ、こんな潰しの効かない進路を選んでどうするんだ?就職する時に苦労するだけだぞ!」

自分の意志を貫く事が出来なかったヘタレの小生は、社会科学系の学科に進学し、暫くは、人文科学の事など忘れていましたが、1990年台に旧石器時代のものと称される石器が次々と発見された…と思われていた学術的な出来事を横目で見ている内に、小生の焼けぼっくいに火がついてしまったのです。

後悔の念が、小生を容赦なく襲いました。

あの時、どうして自分の希望を貫かなかったのかな…
自分の意志を通していたら、どんな人生だったのかな…

上記した、学術的な出来事は、後年、とんでもないどんでん返しによって、無きものになったのですが、その話はまた今度。

今、小生がこうして日本史との緩やかな関係を回復出来た事は、幸せな事なんだろうな。きっとね。
そう思う事にしよう。

<追記>
このツブシの効かない云々の件で、最近友人が興味深い事を教えてくれました。
その友人は、大卒採用面接を受け持つらしく、その面接業務の研修の際に、次のように言われるのだとか。
「人文科学系の学生には、学業研究の事に突っ込んで言及せず、如何に学生時代を有意義に過ごしたかを聞き出す様にすると良い。」

人文科学系つうのは、企業側からはそうした認識なのねぃ。M先生の言われたこともあながち間違いでは無かったワケだ。
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↑ここまで

高校生の頃の様に、やりたいことに一途に突っ込んでいく勢いは、今の小生には無いんですよ。
細く、長く続けられれば良いな、と思っています。

 

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