107年前のこの日、オーストリア帝国の軍人テオドール・エードラー・フォン・レルヒは、新潟県中頸城郡高田(現・上越市)で日本陸軍の将校にスキーを指導しました。我が国で初めてスキーで滑走した日です。
これは明治時代の出来事です。少し詳しく覗いてみましょう。
これは2分程度で読める記事です。
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1.解説
この日、1月12.日は「スキーの日」です。
それは1911年(明治44)のこの日に、オーストリア=ハンガリー帝国の軍人のテオドール・エードラー・フォン・レルヒ(当時少佐)が、新潟県中頸城郡高田(現・上越市)にあった第13師団歩兵第58連隊の将校に対して、日本で初めてスキーを指導したからです。
その当日のレルヒ少佐の写真がWikipediaにあったので無断借用してきました。
同年2月には同地・高田で日本人による初のスキー競技会が行われたことをみると、レルヒ少佐の指導の成果は十二分にあったみたいですねぇ。
現在では、スキーだけでなくスノボなども冬のレジャーとして大人気ですが、日本でスキーが普及するのは第2次世界大戦後まで時間を要しました。
ところで、「レルヒさん」という新潟県のゆるキャラはご存知でしょうか? 言うまでもなく、この日本にスキーを伝えたレルヒ少佐に由来するキャラクターです。下の画像もしくは青文字からオフィシャルサイトに飛んでいけますので、ご興味のあるかたはご覧下さい。
今日は、受験日本史とは余り縁がない「スキーの日」に関連する記事でした。
2.過去年の記事
過去には、こんな記事を書いていました。こちらも併せて御覧下さい。
- 2016年記事:<徳川宗春、蟄居を命じられる(1739年=元文4)>
今日はここまでです。
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