2月25日 <菅原道真、任地の太宰府で他界(903年=延喜3)>

スポンサーリンク

903年(延喜3)のこの日、左遷されて太宰府で失意の日々を送っていた菅原道真が病没しました。

これは平安時代の出来事です。少し詳しく覗いてみましょう。

これは2分程度で読める記事です。
広告


スポンサーリンク
スポンサーリンク

1.解説

 

文人・学者としても知られる菅原道真は、醍醐天皇の御代には右大臣として政界で重きをなしていましたが、901年(延喜元)、藤原時平の陰謀によって大宰府に左遷されてしまいました。

この道真の左遷にるいては別記事があるので、ご覧頂ければ幸いです。

1月25日 <菅原道真が太宰権帥に左遷(901年=延喜元)>

 

道真は、太宰府で冷遇され、満足な住居も与えられず、しかも「大宰員外帥」と呼ばれる名ばかりの役職に就けられ、大宰府の人員として数えられず、大宰府本庁にも入られず、給与はもちろん従者も与えられなかったそうです。そうして、道真は失意の日々を送り、詩文を作ることで心を慰めました。

既に老齢であったうえに、持病もあり、大宰府に来て2年後の903年(延喜3)のこの日、病没しました。享年59歳でした。

その大宰府で詠まれた詩文を集めたのが「菅家後集」です。

 

菅原道真といえば、天神様とし信仰されており、その経緯は…という話は、前回書いた1月25日の記事に書きましたので、今回はグッと趣を変えた話題を一つ…。

 

今、新潮社の月刊漫画雑誌「月刊コミック@バンチ」に灰原薬が連載執筆している「応天の門(おうてんのもん)」という漫画があります。

この作品は、Wikipediaによると、以下の様な内容です。

 

平安京を舞台に巻き起こる怪奇事件を、在原業平と菅原道真が解き明かすクライム・サスペンス作品。事件は平安時代に信じられていた鬼や物の怪などが引き起こすという形で発生するが、真相は人間たちが引き起こしたものとして解決される。また、事件の背景には、朝廷で勢力争いを繰り広げていた藤原氏や伴氏といった有力貴族が何らかの形で関わっているなど、歴史ものとしての側面も描かれている。

(Wikipedia「応天の門」から引用)

漫画だから…いい加減な話でしょ…というばかりではなく、本作に関しては東京大学史料編纂所の本郷和人が監修していることもあり、歴史に絡めた気楽なコミックというだけにとどまらないものに仕上がっている、といっても過言ではありません。

ご興味の有る方は是非お試し下さい。この下にリンクを貼り付けておきますが、上の1−8巻のリンクは新品なので高価ですが、下の1-7巻のリンク先には中古品も販売されており、格安で購入可能ですよ。

 

こちらは新品8冊セットです。

応天の門 1-8巻セット

 

こちらは7冊セットですが中古品もあります。

応天の門 コミック1-7巻 セット

 

2.他の年、この日の記事

他の年のこの日には、こんな記事を書いています。こちらも併せて御覧下さい。(記事が先の日付の場合は表示されません。当日にならないと公開しないように予約投稿しているためです)。

 

今日はここまでです。

広告



こちらのリンクからは他の方のblogをご覧頂けます。日本史に関する様々な情報満載ですよ。一度だまされたと思ってポチッ!とな…とされては如何ですか?
↓↓↓
スポンサーリンク
スポンサーリンク
2月出来事
スポンサーリンク
シェアする
wpmasterをフォローする

コメント

Translate »
error: Content is protected !!