1982年(昭和57)のこの日、東海道・山陽新幹線に次ぐ第3の新幹線として東北新幹線が大宮〜盛岡間で開業しました。
これは昭和時代の出来事です。少し詳しく覗いてみましょう。
これは2分程度で読める記事です。
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1.解説
全国新幹線鉄道整備法という1970年(昭和45)に施行された法律があります。
その当時開業していた新幹線は東海道新幹線のみで、新大阪から西へと山陽新幹線の工事が進められていた時期でした。東京〜大阪間の大動脈としてめざましい活躍を見せていました。オラが街にも新幹線をという声があったか?政治家の思惑か?そうした背景もあり、新幹線による全国的な鉄道網の整備を図ることを目的とした法律ができたのです。
その法律に基づいて1971年(昭和46)1月に出されたのが「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」なるものです。そこで計画されたのが
- 東北新幹線(終点:当初盛岡、のち青森に変更)
- 上越新幹線(終点:新潟)
- 成田新幹線(終点:成田)
の3路線でした。
同年(1976年)4月に着工された東北新幹線は、6年の工事期間を経て1982年(昭和57)の今日、大宮〜盛岡間が開業しました。
その後
1985年(昭和60)3月:上野〜大宮
1991年(平成3)6月:東京〜上野
2002年(平成14)12月:盛岡〜八戸間
2010年(平成22)12月:八戸〜新青森間
と順次開業し、当初の基本計画から39年を経て東京〜青森の区間が全線開業しています。そして2016年(平成28)3月には遂に、北海道新幹線との直通運転も実現して現在に至っています。
東京〜新青森駅までは最速で2時間59分で行けるので本当に便利だと思います。
2.他の年、この日の記事
他の年には、こんな記事を書いています。こちらも併せて御覧下さい。(記事が先の日付の場合は表示されません。当日にならないと公開しないように予約投稿しているためです)。
今日はここまでです。
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