1958年(昭和33)のこの日、東京の電話が50万台を突破しました。
これは昭和時代の出来事です。少し詳しく覗いてみましょう。
これは2分程度で読める記事です。
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1.解説
日本の電話のはじまりは、アメリカのベルが電話機を発明した翌年の1877年(明治10)に2台輸入されたときです。
官営の電話事業は、1883年(明治16)に工部省電信局長の石井忠亮が、国営電話事業の必要性を強く訴えた建議書を政府に提出したことがスタートです。
その7年後の1890年(明治23)、逓信省により東京市、横浜市、および東京市と横浜市間において、電話交換サービスが開始され、電信・電話は同省の下での運営管理が始まりました。
時代はずっと下り、第2次世界大戦後1952年(昭和27)に電信電話業務の拡大と電気・通信事業の運用を行うため、特殊法人として日本電信電話公社が設立されました。この通称「電電公社」は1985年(昭和60)4月に日本電信電話株式会社法により民営化され日本電信電話株式会社となりました。いわゆるNTTですねぇ。
1958年(昭和33)6月6日、東京の電話が50万台を突破しました。その5年後の1963年(昭和38)には100万台を突破し電話の普及が進みました。尚、電話の加入件数のカウント範囲を全国に広げますと、1939年(昭和14)に100万台を突破していました。
1970年台になると、一般の家庭にも電話は普及し、ほとんどの家庭で設置されるようになり、更に1990年代後半になると、携帯電話の普及により、個人レベルで電話を保有することが多くなって現在に至っています。
2.他の年、この日の記事
他の年には、こんな記事を書いています。こちらも併せて御覧下さい。(記事が先の日付の場合は表示されません。当日にならないと公開しないように予約投稿しているためです)。
今日はここまでです。
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